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Miles Ahead
マイルス・アヘッド+4
マイルス・アヘッド+4
マイルス・デイヴィス

マイルスの念願であったギル・エバンス・オーケストラと共演した1957年の作品。前年のコロンビア移籍の目的はこの共演だったとも言われている。

この二人の初競演は1950年に逆登り、当事チャーリー・パーカーのグループでくすぶっていたマイルスとクロード・ソーンヒル・オーケストラのアレンジャーで行く末に不安を感じていたギル・エバンスが意気投合。

アドリブ中心だったビ・バップをオーケストラアレンジし、ある程度自由も利くようにと少人数に編成したのが"マイルス・デイビス・ノネット(九重奏)"であり、その作品クールの誕生は、実験的な要素が大きかったが、後のクール・ジャズやウェスト・コーストの基礎を作ったとされ高評価受ける。しかし9人の維持とマイルスのドラッグ中毒と治療の為、挫折してしまう。

この再共演は当初"クールの誕生"と同じ9人編成の予定が、マイルスの要望で19人編成となったが、いわゆる普通のフルオーケストラの様な形式的なサウンドにはならず、マイルスのソロにまるでピアノの様に自由に絡むオーケストラは圧巻で、この辺りが"ギル・エバンス"の巨匠たる所以なんでしょうね。

マイルスの他、ジャコ・パストリアスが物凄く影響を受けたという事で昔から"ギル・エバンス"には興味を持ってるんだけど"フルオーケストラ"やアレンジについてそれ程詳しくないので、実際どれだけ凄いのか良く分からないんだよね(笑)今後の課題ですね。
author:右山裕介, category:Miles Davis, 12:42
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